RDB:module constants

DataSetState

データセットコンポーネントの現在の操作モードを示します。

DS_INACTIVE

データセットが閉じられているため，データは使用できない

DS_BROWSE

データは表示できるが，変更できない。これは，オープンしているデータセットのデフォルトの状態である

DS_EDIT

アクティブなレコードを変更できる

DS_INSERT

アクティブなレコードは，登録されていない新たに挿入されたバッファである。このレコードは変更してから登録または廃棄できる

DS_SET_KEY

Table および ClientDataSet のみ。レコード検索が使用可能の状態か，または set_range 操作が進行中である。データのセットを一部表示できるが，データの編集または挿入はできない

DS_CALC_FIELDS

on_calc_fields イベントが進行中である。計算されていない項目は編集できず，新しいレコードは挿入できない

DS_FILTER

on_filter_record イベントが進行中である。データのセットを一部表示できるが，データの編集または挿入はできない

DS_NEW_VALUE

項目コンポーネントの new_value プロパティにアクセスしていることを示すために内部で使用される一時的な状態

DS_OLD_VALUE

項目コンポーネントの old_value プロパティにアクセスしていることを示すために内部で使用される一時的な状態

DS_CUR_VALUE

項目コンポーネントの cur_value プロパティにアクセスしていることを示すために内部で使用される一時的な状態

DS_BLOCK_READ

カーソルが移動する (next が呼び出される ) ときは，データベース対応コントロールは更新されず，イベントは発生しない

DS_INTERNAL_CALC

FK_INTERNAL_CALC の FieldKind を持つ項目で値を計算する必要があることを示すために内部で使用される一時的な状態

DS_OPENING

DataSet が開く途上にあってまだ開ききっていない。この状態が発生するのは，データセットが非同期フェッチのために開かれたとき

DataAction

データベースのエラーにアプリケーションがどのように対処するかを示すのに使います。

DA_FAIL

エラーの原因となった操作を中止して，エラーメッセージを表示する

DA_ABORT

メッセージを表示せずに，エラーの原因となった操作を中止する

DA_RETRY

エラーの原因となった操作を繰り返す。この値を返す前に，エラーの原因をイベントハンドラ内で修正する必要がある

FieldType

テーブル内の項目のデータ型に一致する一連の値です。

FieldType 型は， Field#type の項目オブジェクト，項目定義オブジェクト，パラメータオブジェクトの一連の値です。 FieldType 値を使うクラスは， Field( およびその下位オブジェクト ) ， FieldDef ， Param ， Parameter ， Aggregate を含みます。 FieldType 値は， FieldDefs#add など項目関連の関数やメソッドでも使われます。

FT_UNKNOWN

未知または未定

FT_STRING

文字または文字列項目

FT_SMALLINT

16 ビット整数項目

FT_INTEGER

32 ビット整数項目

FT_WORD

16 ビット符号なし整数項目

FT_BOOLEAN

論理型項目

FT_FLOAT

浮動小数点数値型項目

FT_CURRENCY

金額型項目

FT_BCD

2 進化 10 進数型項目

FT_DATE

日付型項目

FT_TIME

時刻型項目

FT_DATE_TIME

日付／時刻型項目

FT_BYTES

固定長バイト型項目 ( バイナリ格納 )

FT_VAR_BYTES

可変長バイト型項目 ( バイナリ格納 )

FT_AUTO_INC

自動インクリメント 32 ビット整数カウンタ型項目

FT_BLOB

バイナリ大規模オブジェクト型項目

FT_MEMO

テキストメモ項目

FT_GRAPHIC

ビットマップ項目

FT_FMT_MEMO

書式付きメモ項目

FT_PARADOX_OLE

Paradox OLE 項目

FT_DBASE_OLE

dBASE OLE 項目

FT_TYPED_BINARY

型付きバイナリ項目

FT_CURSOR

Oracle ストアドプロシージャの出力カーソル (Param のみ )

FT_FIXED_CHAR

固定長文字型項目

FT_WIDE_STRING

ワイド文字項目

FT_LARGE_INT

32 ビット整数項目

FT_ADT

抽象データ型項目

FT_ARRAY

配列項目

FT_REFERENCE

参照項目

FT_DATA_SET

データセット項目

FT_ORA_BLOB

Oracle 8 テーブルの BLOB 項目

FT_ORA_CLOB

Oracle 8 テーブルの CLOB 項目

FT_VARIANT

未定義または確定していない型のデータ

FT_INTERFACE

インターフェース (IUnknown) への参照

FT_IDISPATCH

IDispatch インターフェースへの参照

FT_GUID

GUID (Globally Unique Identifier) 値

FieldKind

項目がデータセット内の列を表しているのか，それとも計算項目や参照項目であるのかを示します。

FieldKind を使うと，項目がデータ項目であるのか，あるいは計算項目や参照項目であるのかを判別できます。 FieldKind の値はプログラムで変更できますが，実際には，項目およびその子項目の FieldKind は，設計時に項目エディタを使って項目コンポーネントを作成するときに自動的に設定されます。

FK_DATA

項目はデータベーステーブルの物理項目を表す

FK_CALCULATED

項目は on_calc_fields で計算される

FK_LOOKUP

項目は参照項目である

FK_INTERNAL_CALC

項目は計算されるが，値はデータセットに格納される

FK_AGGREGATE

項目は集合体項目である